八丈島は、連休中日も穏やかな良い天気に恵まれました。
八丈島の低地はまだ夏の暑さで、海では多くの観光客が泳いでいました。
今日は午前中はポットホールコース、午後からは唐滝・硫黄沼コースを開催しました。
◉AMポットホールコース
登龍峠まで登ってくると東海汽船の橘丸が底土港に停泊し、絶景の八丈富士と八丈小島を望めました。
ポットホールでは、沢筋にツクツクボウシの声が響き、夏の終わりを告げているようでした。
スギゴケやコウズシマクラマゴケ、アリドオシやスダジイ、明日葉などを観察することができました。
木漏れ日がとても美しく午前中のポットホールは天気だととてもお勧めです。
フクラスズメの幼虫がカラムシをムシャムシャと食べていました。
洞輪沢港では八丈島が水に恵まれていることが観察できます。クレソンやサトイモも元気です。
名古の展望では第十六震洋特別攻撃隊の方々の気持ちを慮りました。
遠くにくっきりと青ヶ島が望めました。汐間海岸ではサーファー達が海に出ていました。
青ヶ島が男の島、八丈島は女の島です。シメ節の歌詞と潮目についてお話させて頂きました。
前日、裏見ヶ滝と足湯には行かれたということで、この日は黄八丈についてめゆ工房で学ぶことにしました。
お米の代わりに黄八丈で年貢を納めてきた八丈島。八丈島の名前は黄八丈から来ているという説もある程です。
竹久夢二の『黒船屋』には黒猫を抱っこした木は地上を着た女性が描かれています。
小鮒草で染めた金色の絹が日に干されていました。その美しさに見惚れてしまいます。
次回は違う季節に八丈富士にも登りに来て下さい。また八丈島へおじゃりやれ〜!
ありがとうございました。感謝感謝ですm(_ _)m
◉PM唐滝・硫黄沼コース
午後からは、唐滝・硫黄沼コースを開催しました。
フェニックスロベレニー、ツユクサ、明日葉、葛の落花、ラセイタタマアジサイ、ガクアジサイ、三つ葉、ヒダリマキマイマイなどを観察しながら登山道を登って行くと、昨日は無かったタマゴタケが目に飛び込んできました!たった一夜にしてモコモコと生えてくる生命力にびっくりです!!
硫黄沼は深緑色に輝いていました。裏磐梯にある五色沼のようだな〜と思います。
シオカラトンボやネキトンボが飛び交っていました。
唐滝まで汗をかきかき登ってくると硫黄の匂いが微かに辺りに漂います。
お客様の日頃の行いが良いのでしょう!虹が出てくれました!!
天気が良い日は唐滝は午後の方がお勧めです🌈
アカハライモリが呑気にぷかぷかと泳いでいます。天敵も居なさそうですね。
スギヒラタケには毒があります。絶対に食べないで下さい。
スダジイやタブノキ、ハチジョウシダ、コモチシダやウラジロ、ナガバノイタチシダ、蛇苔、イズノシマダイモンジソウ、フウトウカズラ、ホルトノキなどを観察しながら無事に唐滝駐車場に下山しました。
いつものご褒美アイスが待っています。
大坂の展望からは、絶景の八丈富士と八丈小島を望むことができました。
午後半日でしたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。
また八丈島へいらっしゃることがあれば、是非ご連絡頂ければ嬉しく思います。
ありがとうございました。