朝の天気予報では、雨が降る予報ではありませんでした。
ところが、お客様とお会いするホテルまでの道中ではパラパラと小雨が降ってきていました。
天気図では西からの風が強いものの天気は問題無い感じでしたので、天気図と予報を信じることにしました。
この日は、昨年の秋に八丈島へいらして頂いたリピーターのお客様と八丈富士コースを開催しました。
登山口から登り始めるとウグイスが鳴いていました。雲は低く、雨が降らないことを祈りました。
東海汽船の橘丸の汽笛が聴こえました。
フユイチゴやシマテンナンショウ、シロダモやヤブニッケイ、スミレの花も観察できました。
気温はこの冬一番の冷え込みで、山の上では10℃を下回っていたと感じました。
稜線まで登ってくると絶景のお鉢と稜線が目に飛び込んできました。
風は強いもののお鉢巡りが出来ないレベルではありません。
お鉢巡りの目的や注意事項をご説明して、いざ!山頂へ。
所々、強風が体を揺らし、低い姿勢で進む場面がありましたが、伊豆諸島最高峰の八丈富士山頂854.3mへ到着。
風が冷たく長居すると体が冷えることを懸念して、早々にお鉢巡りに歩を進めることにしました。
ツゲに助けられながら進んでいくと、足元にはヤブコウジ(十両)やトゲナシサルトリイバラの赤い実が顔を出してくれます。ツルリンドウの赤い実も見られました。
八丈小島が眼前に迫り、振り向くと絶景のお鉢の中を覗くことが出来ます。
強風の中、一歩一歩稜線を歩きながら、身も心も清めてお鉢巡りを無事に回ることが出来ました。
浅間神社の参道の傍には、池塘があります。シダ類や苔類、石斛やシュスランなどのラン類、サルオガセも観察できました。
お陰様で浅間神社の木花之佐久夜毘売に手を合わせて、感謝の参拝をすることが出来ました。
ありがとうございました。
小穴の中ではヤマグルマの緑の葉が風に揺れていました。
日差しが差してきて、暖かい太陽の力が偉大だな〜と感じます。
雨に降られず無事に下山後することが出来ました。ありがとうございました。
ふれあい牧場では、生まれて間もない子牛が見られます。
お母さんの後を追って歩く姿や時折見せる子供の仕草が本当に可愛いです。
ランチは、蓮華で辛いラーメンを頂きました。冷えた体から一気に汗が吹き出てきました。
その後はお店を変えて、空間舎でデザートを頂きました。お店の皆様に新年のご挨拶が出来ました。
今日は何といってもリピーターのお客様のザックに付いていた「おぱんちゅうさぎ」でした!
とても流行っているそうで、世間知らずのガイドは勉強になりました。
ありがとうございました。
明日はホエールウォッチングでボートに乗られるとのこと。
海が穏やかになって、ザトウクジラに会えますように!
また季節を変えて、八丈島へ遊びに来て頂ければ嬉しく思います。
とても楽しい一日になりました。ありがとうございました。