停滞前線がまだ日本列島の南にあり、八丈島は雨が降ったり止んだりしています。
この時期に梅雨のような雨が続くことは珍しいです。暖冬の影響でしょうか?
お客様とお会いすると山登りの格好をされていましたが、今日は登山は無理な天気でした。
この日は一日エコツアーを開催しました。
最初に小雨が降る優婆夷宝明神社に参拝しました。ここは八丈島の総鎮守様です。
伊豆諸島を治めた事代主命の八人の妃の一人である優婆夷大神とその子 古宝丸がいらっしゃいます。
きっとお守り頂けることと思います。
玉石垣を経由して、服部屋敷へ。
この日の八丈太鼓は親子太鼓だそうです!
来月島を離れる高校生が力一杯八丈太鼓をお母さんと叩いてくれました。
めゆ工房に寄るといつもお世話になっている誉さんが母屋に導いてくれました。
安土桃山時代からの機織り機があり、七色に輝く黄八丈を見る事ができました。
貴重な体験に感謝です。ありがとうございます。
ランチは千両さんで温かい特鍋にしました。今日は北東の風で寒かったので温まりました。美味しかったです。
裏見ヶ滝に行ってみると、何と何と!滝が復活しているではないですか!!
それも爆滝となって流れ落ちていました。
沢の溜まった水が流れて浄水され、木玉様も喜んでいるように感じられました。良かったです。
足湯きらめきでは、たくさんの島人や観光客がザトウクジラを観察していました。
あちこちでブローが上がり、その度に歓声が上がります。
二月の連休に八丈島へご旅行に来て頂いた観光客の皆様には、大海原を巡る同じ哺乳類の息吹を感じて頂けたのではないでしょうか?
名古の展望からは青ヶ島を望ことはできませんでした。
シジュウカラの声が聞こえたら、お客様が見つけてくれました。ありがとうございました。
洞輪沢港でクレソンを観察。水が豊富な八丈島についてお話させて頂きました。
ポットホールは、雨のお陰で沢の水が小滝のように流れていました。
十数億年と歴史で岩と水と傾斜角度の微妙な関係で掘られたポットホールに自然の力を感じました。
ヤブコウジやアリドオシやミズスギなどが観察できました。
登龍峠から港や坂下の町を見下ろすと海は穏やかになって来ていました。
八丈富士も八丈小島も見えていました。
山を降りて南原千畳岩海岸へ行ってみました。八丈小島を望みながら溶岩の上を散策してみました。
大地の力を感じながらパワーを頂きます。
宇喜多秀家と豪姫の想いにも心を馳せて、この日の一日エコツアーを無事に終える事ができました。
ありがとうございました。
今日は八丈富士登山はできませんでしたが、またいつか機会がありましたらご一緒に登れたら嬉しいです。
また八丈島へおじゃりやれ〜!感謝いっぱいの一日になりました。ありがとうございました。