南岸低気圧が通過中で、八丈島は悪天候の予報となっていました。
それでも午前中は霧雨やパラパラ降る程度の雨予報となっていました。
この日は、前日同様に旅行会社様のツアーガイドを担当させて頂きました。
天気次第でどこまで行けるか分からない状況でしたが、予定通り八丈富士に登ることにしました。
稜線まで登って、雨であれば山頂は諦めるつもりでした。
雲の中なので霧雨のような雨が北東から吹きつけていました。
鶯の声が聴こえました。
シチトウスミレは雨に濡れて花が開いていなものが多く見られました。
稜線まで登ってくると雨は降っていませんでした。
お客様とご相談させて頂いて、山頂まで行けるところまで行ってみることにしました。
ところが稜線を登り始めると、風が強く危険な状況と判断し、結局すぐに稜線の分岐まで戻ることにしました。
お鉢の中に下りていくと風はほとんど無くなります。
浅間神社の参道では、池塘が見られ、ニホンアカガエルの卵とお玉杓子が見られました。
雨の影響で池塘の水は多く、参道もぬかるんでいました。
シマテンナンショウやイタドリ、アジサイやイチゴ類の新芽を出しています。
サルオガセは水を吸って生き生きとしていました。
無事に浅間神社で木花之佐久夜毘売に参拝して、下山することができました。
絶景のお鉢巡りが出来ず、景色は真っ白で何も見えなかったのですが、土砂降りにならず一安心でした。
おじゃりやれ弁当さんは、ふれあい牧場までお弁当を運んで頂き、本当にありがたいです。
美味しいハンバ飯のお弁当を頂きました。ご馳走様でした。
午後はゆっくり裏見ヶ滝を散策しました。滝は爆滝になっていました!
お客様は、裏見ヶ滝温泉にも入られて、冷えた身体を温めることができました。
二日間、八丈島の二つの山をご案内させて頂きました。
生憎の天気となってしまいましたが、少しでも楽しんで頂けるように精一杯ガイドさせて頂きました。
また機会がありましたら、八丈島へおじゃりやれ〜!ありがとうございました。