朝の観天望気では、八丈富士にガスが掛かり小雨が降っていました。
今日は八丈富士コースのご予約でしたが、お客様に八丈富士登山は厳しいことを事前にご連絡させて頂き、一日エコツアーに変更して開催しました。
最初に島の総鎮守様の優婆夷宝明神社に参拝しました。ここには事代主命の8人の奥様の一人であった優婆夷姫とその子、古宝丸が祀られています。
境内にはセンダンの花が咲いていました。名前が出て来なくて失礼致しました。センダンです。
センダンの枝には白い妖精のような石斛の花が咲いていました。
その後、流人の汗と涙が詰まった美しい玉石垣をご案内。江戸時代ここには陣屋跡がありました。
大坂の展望からの眺望は、八丈富士や八丈小島にはガスが掛かっていました。
服部屋敷で樫立手踊りと八丈太鼓を見学させて頂き、お客様とガイドは「ショメ節」を踊りました。
ありがとうございます。
黄八丈染め元のめゆ工房では、1,000年以上前から絹の島として栄えた八丈島の歴史について学びました。
スダジイ、タブノキ、コブナグサで絹を染めて機織りで織る黄八丈は手間暇が掛かります。
奄美大島の大島紬と黄八丈は、大奥でも重宝されて高値で取引されて来たそうです。
裏見ヶ滝を散策するとマイナスイオンの澄んだ空気の森の中で、爆滝が見えて来ました。雨の影響ですね。
美しいハチジョウシダを観察したり、モンステラについて学んだり、ヘゴやロベも観察しました。
足湯きらめきで小休憩して、ランチは千両へ。
美味しい天ぷら蕎麦を頂きました。
名古の展望では、低く垂れ込めた雲があるものの、雨はほとんど上がっていました。
第十六震洋特別攻撃隊の弱冠17-18歳の特攻隊員の思いを慮りました。
その後、ポットホールを散策。シダ類や苔類が雨に濡れて輝いていました。沢の水量も少し多かったです。
アリドオシ(一両)の白い花が咲いていました。
鳥の声を聞きながら霧の森の息吹を感じることができて良かったです。
最後にみはらしの湯で汗を流して、空港で解散しました。
今日は一日エコツアーにご参加頂きまして、ありがとうございました。
八丈島の自然・歴史・文化・産業・生活などについてお話させて頂きました。
お客様3名の仲良し振りが感じられて、ガイドもとても癒された一日になりました。
本当に感謝申し上げます。ありがとうございました。
また八丈島へいらっしゃることがありましたら、唐滝・硫黄沼などをご案内させて頂きたいと思います。
また八丈島へおじゃりやれ〜!ありがとうございました。