8月16日(日)盆明け
本来は送り火を焚き、祖霊を送る日ですね。
9時00分八丈富士登山口にて準備体操後ゆっくりスタート。
お客様が日焼けをされたくないという事で半袖をお持ちでなく、
暑さで熱中症と汗が冷えた時の低体温症も気になり、とにかくゆっくり登ることに気を配りました。
すると後ろから可愛い小学生と幼稚園児の姉妹が登ってきて、仲良くなり、
僕は首にかけていた自分のティリーフをお姉さんにプレゼントしました。
階段を上り切ると強風とガスもあったため、最初に浅間神社に参拝することにしました。
浅間神社への道脇には、誰かがトイレをしたようで、ティッシュが二枚捨てられていました。
いつも小さなビニールを持ってゴミを拾いながら歩いていますが、
このティッシュ二枚は藪の奥だったことと、お尻を吹いたものかもしれないため、
回収出来ず、心残りでした。次回はトングを持参して、回収したいと思います。
お鉢巡りは強風とガスの中でしたが、ハチジョウギボウシがあちこちに咲き、
最後に青空が顔を出してくれました。
ちょうどその時に足元から蛇がものすごい速さで谷側へ走りました!
マムシかアオダイショウかは、判断できませんでしたが、神様の遣いのように感じました。
もしかしたら今日が盆明けの送り火のため、祖霊の化身だったのかもしれません。
青空を見せてくれてありがとうございました。
お客様の疲労もあり、下山時にも休憩をしながらゆっくり下山しました。
たっぷり約4時間の登山でしたが、無事に下山する事ができて一安心でした。
ランチは、一休庵へ!
そこで何と!ティリーフをプレゼントした姉妹のご家族に会えたのです!
幼稚園児の妹さんがティリーフを首に掛けていてくれて、とても嬉しかったです。
お姉さんが妹にティリーフを譲ってくれたのだと思います。
お母様からお礼のお言葉も頂き、ありがとうございました。
ランチ後は、歴史と文化と名所を巡りながら、三原山の滝と森へ。
お客様も丸一日、八丈島の山を満喫されたようで安心しました。
宿のチェックインまで時間があり、夕日を見に行くことにしました。
淡いピンク色の夕日が、一日の疲れを癒してくれました。
コロナ対策をしながら今日も一日見守って頂いた祖霊とお客様に感謝致します。
ありがとうございました。