◉八丈富士コース開催

天気予報では夕方から雨が降る予報でしたが、朝お客様をお迎えに上がると小雨が降ってきました。
大丈夫かな〜と心配で、お客様の分もレインウェアを準備しました。

ふれあい牧場でトイレに立ち寄ってから登山口へ行くと雨が上がってくれました。
準備体操をして登山届を八丈島警察署にメールしてから登山スタートしました。

タブノキの赤い新芽が目につきます。足元ではハチジョウショウマが綺麗です。
キジの声が遠くに聴こえていました。
ウツギの白い花やニオイウツギの白とピンクの花も咲いていました。
稜線まで登ってくるとガスがあるものの微かにお鉢の中が見えていました。
山頂まで歩を進める内に徐々にガスが流れていました。
お鉢巡りの半分まで来るとガスがサーッと抜けて、美しい八丈小島が顔を見せてくれました!
お客様の日頃の行いが良いのでしょう。本当に持ってるな〜と感じました。
アマツバメが耳の横をビュン!と通り過ぎて行きます。
無事にお鉢巡りを一周回り終える頃には、ガスが抜けて黒潮の大海原が目にも心にも有り難かったです。

今日は外国人の登山者が多くいらっしゃいました。
ドイツ、アメリカ、中国からの観光客と英語が堪能お客様が会話をされていました。
八丈島にもインバウンドの波が来ています。コロナ禍に入る前に戻って来ていますね。嬉しいですね〜。

浅間神社の参道傍では、カジイチゴやハチジョウイチゴなどが実をつけています。
イタドリはかなり伸びて、足元を遮るようになりました。
無事に木花之佐久夜毘売に手を合わせることが出来ました。ありがとうございました。
小穴のヤマグルマもモリモリと緑の葉を伸ばしていました。
鬼滅の刃に出てくる「蛇柱」の伊黒小芭内は、八丈富士出身と集英社の鬼滅の刃公式ガイドブックに記載があります。神様の数え方は、「柱」です。鬼滅の刃に出てくる「柱」は神々なんですね。伊黒小芭内は神様という訳です。

下山ではハチジョウアザミを観察したり、モズの雄の歌声に聴き入ったり。
お陰様で今日はいつもより早く下山することが出来ました。

ふれあい牧場では、子牛が首を寝違えると思えるような寝姿で昼寝をしていました。
振り返ると登った八丈富士が、いえ、美しい木花之佐久夜毘売が、自分たちを見下ろしていました。
ありがとうございました!と感謝しました。

ランチは魚八亭へ。美味しいランチを頂きました。ご馳走様でした。

南原千畳岩海岸を散策して、宇喜多秀家と豪姫の碑に戦国武将の思いを馳せました。
優婆夷宝明神社を参拝し、伊豆諸島を治めた事代主命の八人の奥様の一人優婆夷とその子古宝丸に手を合わせました。
玉石垣、横間ヶ浦海岸、大坂の展望を経て、ふれあいの湯へ。
お客様にANA最終便で帰られる前に一日の汗を流して頂きました。
今日は晴花日の八丈富士コースにご参加頂きまして、本当にありがとうございました。
優しいお客様のお陰様で、とても癒された一日になりました。沢山の海外のお話に心を奪われました。
ありがとうございました。
また八丈島へいらっしゃる機会がございましたら、ご連絡を頂けたら嬉しく思います。
その時は三原山の森や滝をご案内させて頂ければ幸いです。
また八丈島へおじゃりやれ〜!ありがとうございました。

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