奄美地方や与論島、沖縄や鹿児島に大雨特別警報や大雨警報が出て、線状降水帯が出たりしています。
八丈島も一昨日から雨が続いていて、朝の雨雲レーダーと天気予報では一日雨が続く予報でした。
ところが、空港でお客様と合流して外に出ると、なんだか明るくなって小雨になっているではないですか!
三原山縦走コースのご予約でしたが、縦走は厳しいけれど、半日なら持ちそうだと判断し、
ポットホールへ行ってみることにしました。
登龍峠まで登ってくると、低く垂れ込めた黒い雲が八丈富士の上空にありましたが、雨は上がっていました。
お客様が柿を見つけてくれました。八丈島に柿はあまり見かけない果物です。
こん沢林道に入ると、枝が折れていたり、土石が林道に崩れ落ちてきていることろがありました。
車から降りて枝や土石をどかして進みます。
幸いポットホールに到着しても雨は降っていませんでした。
沢はここ数日降り続いた大雨のせいで滝のように流れていました。
これくらい流れると沢の石が動いて、一枚岩盤の安山岩を削り、ポットホールが出来ていく訳ですね。
10数万年の年月の間にこうやって穴が大きく沢山出来てきたのかと思うと人間の一生なんて短いものです。
コウズシマクラマゴケやヒノキゴケ、アリドオシやスダジイ、アオノクマタケランや明日葉や蛇苔、ハチジョウキブシや龍鱗(リュウビンタイ)などを観察することができました。
洞輪沢港と名古の展望を経由してから、裏見ヶ滝へ。ここも大雨の影響で瀑布になっていました。
ヘゴやハチジョウシダは、瑞々しく輝いていました。雨はまだ降ってきませんでした。
足湯きらめきを覗いて、半日エコツアーを無事に終えることができました。
雨に降られず、良かったです。
一休庵でランチをご一緒させて頂き、ふれあいの湯で汗を流しました。
今日は天気予報が良くない状況にもかかわらず、八丈島へご来島頂きましてありがとうございました。
明日もどうぞ宜しくお願い致します。