天気予報では八丈島の周りに雨雲がいくつも通る予報でした。
朝の観天望気では八丈富士が見えていましたが、ゲストをお迎えに車を走らせると、パラパラと小雨が降っていました。
ゲストとご相談させて頂き、八丈富士登山はやめにして、エコツーに変更することにしました。
優婆夷宝明神社では、神主さんが朝の祝詞を唱えていました。
境内で一番大きなセンダンの木に石斛の花が咲いていました。
玉石垣、横間ヶ浦海岸、大坂の展望を経て、服部屋敷に行ってみることにしました。
江戸時代に流人が八丈島へ約1,800人やってきたそうですが、その流人たちや船乗りをまとめて管理していた濱口(浜口)興右衛門という武士がいたそうです。そのお屋敷が服部屋敷でした。
樫立手踊りと八丈太鼓を鑑賞させて頂き、最後に「皆さんとご一緒に」のコーナーでショメ節をゲストお二人が踊ってくれました。とても嬉しく思いました。ありがとうございました。
外に出ると、青空が広がってきました。
これなら直ぐに唐滝・硫黄沼に行った方が良いと判断して、森を歩くことにしました。
足元ではアカハライモリやヤブコウジ(十両)、明日葉やハチジョウアザミ、シダ類が雨に濡れて元気でした。
硫黄沼まで行くと日の光が沼に差して綺麗に見えました。
唐滝では少し硫黄の匂いがします。滝の上からひんやりした空気が流れ落ちてきていて気持ちが良かったです。
滝の神様とラカに感謝の意を伝えるため、オリを唱えさせて頂きました。マイナスイオンがいっぱいでした。
雨に降られずに無事に下山する事ができました。
ランチのお店が見つからず、坂下地域に移動するため大坂のトンネルを抜けると、何と綺麗な虹が!
ゲストが見つけてくれて、車を停めて写真を撮ることが出来ました。虹の中を道が通っている状況でした。
何だかとても幸せな気持ちになりました。ゲストお二人の日頃の行いが良い事が分かります。
優婆夷姫が虹を見せてくれたようにも感じました。ありがとうございました。
ランチは魚八亭へ。その後、空間舎で美味しいケーキセットを頂きました。
外は土砂降りの雨となり、八丈富士に登っていたらビショビショになって、修行のようになっていた事でしょう。
天の神々にも守られた一日になりました。お陰様です。
また八丈島へ季節を変えていらして頂ければと思います。
その時には、八丈富士やポットホールなどをご案内させて頂ければとても嬉しく思います。
季節の変わり目になりますので、くれぐれもお身体を大事にされてお過ごし下さい。
また八丈島へおじゃりやれ〜!感謝感謝の一日になりました。本当にありがとうございました。