日本海側から冷たい寒気が流れ込み、八丈島では所謂「名古屋ビーム」と呼ばれる北西の風。
まだ雲は残っていましたが、それでも登山が出来る状況でした。
この日は、八丈富士登山とポットホールを含めた一日エコツアーを開催しました。
稜線まで登ってくるとここ数日で降った霰や霙が山に残っていました。
島では去年は雪が降らず、久し振りに山肌に雪が見られてとても美しい姿を見せてくれました。
まるで木花之佐久夜毘売がお化粧をしたようでした。
山頂まで登ってくると本当に絶景の景色!
そのままお鉢巡りの歩を進めて行きました。足元にはヤブコウジの赤い実が覗いていました。
八丈小島と小穴を覗き込むように見渡します。素晴らしい光景でした!
身も心も清められ、浅間神社に参拝する準備が整いました。
お鉢の中に下っていくと雪が残っていてその白い雪を踏みながら歩く感触がたまりません。
池塘は凍って、ニホンアカガエルの卵も冷たそうでした。
鳥居をくぐって、御神木に手を合わせました。ありがとうございます。
小穴のヤマグルマも稜線から吹き下ろす冷たい風に波立っていました。
無事に下山するとオオシマカンスゲの花穂が迎えれくれました。
ふれあい牧場では、牛たちが午後の日差しを受けて昼寝の最中でした。みんな幸せそうです。
ANA二便が飛び立ち、振り返るとドーンと自分達を八丈富士が見下ろしていました。
ランチは魚八亭へ。午後のパワーチャージです。
ランチ後は、登龍峠を経てポットホールへ向かいました。
ヒノキゴケやコウズシマクラマゴケには水滴が乗っていました。
アリドオシ(一両)には赤い実が生っていて、とても可愛いです。縁起物ですね。
沢筋を一周巡り、八丈富士とは違う森を満喫しました。
むかしの富二朗でご褒美アイスに立ち寄ってから、夕方の南原千畳岩海岸へ。
ザトウクジラのブローが上がり、夕日に宇喜多秀家と豪姫が照らされていました。
本当に美しい恵まれた一日になりました。感謝の気持ちで一杯でした。
八丈島の良いところをゲストも満喫して頂き、喜んで頂けたようです。
また季節を変えて、八丈島へおじゃりやれ〜!その際は、三原山をご案内させて頂きます。
まだまだ寒い日々が続きますので、お身体を大事にされてお過ごし下さい。
今日は一日エコツアーにご参加頂きまして、本当にありがとうございました。また八丈島へおじゃりやれ〜!
































