◉一日エコツアー開催

朝の天気予報だと南岸低気圧が通過し、終日雨模様の天気予報でした。
ところがANA一便が到着すると雨が弱まって、結局夕方まで天気がもってしまいました。
夕方やっとパラパラと降り出した状況でした。

今日はリピーターのゲストがご来島。唐滝・硫黄沼コースと黒砂砂丘のご希望でした。
雨が上がったので午前中から唐滝へ行ってみることにしました。

駐車場から登り始めると徐々に空が明るくなっていました。
これは良い感じだな〜と感じていました。
明日葉は新芽がどんどん伸びてきています。南風が吹く森の登山道を登って行きました。
硫黄沼まで登ってくると、青緑色に輝く硫黄沼が目に飛び込んで来ました!
雨の後は土砂が流れ込んで濁ることが多いので、ガイドは少しびっくりしました。ラッキーです。

唐滝まで登ってきても雨は降りませんでした。南風が強く、滝の水が北側に流れていました。
滝の飛沫を感じながら、アカハライモリを観察。アカハライモリは春になると沢山出てきます。
お接待のお菓子を食べて暫し休憩しました。モスケミソサザイの声が谷間に響いていました。
結局下山するまで雨には降られませんでした。森の天狗様に感謝です。ありがとうございます。

ランチは千両へ。美味しい明日葉の天ぷらとお蕎麦を頂きました。

千両のお店を出ると青空が広がってきました。予定通り黒砂砂丘へ行くことにしました。
のんびりと坂道を登って行くと山とは違う植物が見られます。
マルバシャリンバイ、トベラ、マルバアキグミ、イソギク、オオバヤシャブシ、ハチジョウキブシなどを観察しながら歩を進めました。
稜線に出るとパッと目の前が開けて、黒潮の太平洋に白波が立ち、南からの強風が吹いていました。
黒砂砂丘の美しい斜面の下には綺麗な海を見下ろします。
そのまま登って行くと八丈小島も望むことが出来ます。晴れやかな気持ちになりました。
雨にならず、逆に晴れているのです!本当に天気の神様に感謝しました。

乙千代ヶ浜の青いプールが砂丘から見えたので、行ってみることにしました。
乙千代ヶ浜の名前の由来はとても悲しいお話です。気になる方は八丈島歴史民俗資料館で聞いてみて下さい。
白波の向こうにザトウクジラのブローが上がるのが見えました!ゲストも見れてホッとしました。

裏見ヶ滝を散策するとシマテンナンショウ(島天南星)が多く見られます。
感じで書くとなんと素敵な名前の植物なのでしょう!まるでサザンオールスターズのようですね。
ハチジョウシダの美しい美人さんにも会えました。

足湯きらめきで、足を温泉に浸けながら、ザトウクジラを探しましたが、ここでは見つけられませんでした。

今日はANA一便が無事に到着できて良かったです。ANA二便と三便は南風が強く欠航でした。
明日はご一緒に八丈富士に登る予定です。明日も宜しくお願い致します。

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