八丈富士に登るなら、昨日よりも今日だろうと天気予報を見て判断したのですが。
朝は山頂が見えていました。ところが八丈富士登に登って行くに従ってガスに覆われてきました。
それでも雨に降られず、八丈富士お鉢巡りと浅間神社参拝をしてきました。
稜線は、まるでこの世とあの世を行ったり来たりしているような、真っ白な世界でした。
イタチの足跡が稜線の登山道に沿って何ヶ所も見られました。
イタチもお鉢巡りをしているんですね〜。懺悔懺悔、六根清浄と思っているのでしょうか?
ヤブコウジ、トゲナシサルトリイバラ、ツゲ、ヒサカキなどを観察。
無事にお鉢巡りを終えて、身も心も清めることが出来ました。
浅間神社の山道傍の池塘には、ニホンアカガエルの卵が沢山見られます。
少し白くなっているように見えました。生まれる前なのでしょうか?
今月はじっくり観察してみたいと思います。
浅間神社で木花之佐久夜毘売に手を合わせて、お胎内通しで生まれ変わることが出来ました。
ありがとうございました。
ハチジョウウラボシ、ラセイタタマアジサイ、ガクアジサイ、オオバヤシャブシ、ハチジョウキブシ、フユイチゴ、明日葉、スミレは2種類見られました。シチトウスミレとノジスミレの仲間のようでした。
ヤブニッケイとシロダモの葉がとても似ているように思われてなりません。
オオシマカンスゲの花穂が白いものからだんだん黒いものが多くなってきました。
下山すると、少しガスが抜けてきました。山あるあるですね。
ふれあい牧場からANA2便が飛び立つところを観測し、ランチは魚八亭へ。
お腹が減っていました。ご馳走様でした。
ゲストと話し合って、黄八丈染め元のめゆ工房へ行ってみることにしました。
一千年前から八丈桑があった八丈島。昔々は蚕を飼って、絹を作っていました。
現在では群馬県から絹は仕入れていますが、島の植物のスダジイ、タブノキ、小鮒草で染めています。
八丈島の島の名前の語源になったとされている黄八丈の八丈絹の長さの単位「丈」。
今日も勉強させて頂きました。ゲストは祖母のためにブローチを購入されていました。
ゲストの優しい気持ちが伝わってきました。
逢坂橋から下っている途中で、ゲストがザトウクジラのブローを見つけてくれました!
優婆夷宝明神社に参拝して、事代主命の八人の妃の一人だった優婆夷姫と子宝丸に手を合わせました。
ヤケンヶ浜に車を停めて、暫し黒潮の海原を観察すると、右にも正面にも左にもザトウクジラのブロー!
海が穏やかになってきたので、沢山観察することが出来ました。無事に空港で解散しました。
今日はガスの山歩きでしたが、これはこれで良い経験です。
季節を変えてまた八丈島へ来て頂ければ嬉しく思います。
また八丈島へおじゃりやれ〜!感謝感謝の一日でした。ありがとうございました。























