天気は曇が多く、八丈富士には雲がかかっていました。
元々のお客様のご予約は、「八丈富士コース」でしたが、お客様と相談して「一日エコツアー」に変更しました。
「一日エコツアー」は八丈島を一周しながら、島の自然・歴史・文化について各所でお話しさせて頂くツアーになります。
まずは登龍峠まで登ってみると八丈富士には雲がかかっていました。この様子だと登っても眺望が無かったと思います。
ポットホールの苔類やシダ類は、朝の雨に濡れてキラキラと輝いていました。
ハチジョウギボウシが淡い薄紫色の色気を出して咲いてくれていました。
洞輪沢港では誰かがクレソン周辺を草刈りしたようでした。またクレソンが生えてくるのを待ちましょう。
名古の展望で「第十六震洋特別攻撃隊」の碑に心を馳せて、展望台から八丈島灯台を望みます。
八丈島灯台は、小笠原や青ヶ島の方面から来る船に光を照らして方向を知らせる灯台ですが、
昔コカコーラのテレビのコマーシャルに使われた灯台です。
裏見ヶ滝を巡るとヘゴやキバナシュクシャが美しく、為朝神社石宮で手を合わせ、滝の神様に感謝しました。
お昼を過ぎていたので、ここで一旦坂下に戻り、海辺でランチを取ることにしました。
石小屋では、ちょうど知り合いが席を開けてくれて、海を眺めながらお弁当の時間です。
潮風がとても気持ち良く吹いていました。
旧八重根海水浴場では多くの家族連れが海で遊んでいました。海況もようやく落ち着いて来たようです。
晴花日に寄ってから宇喜多秀家のお墓参りをし、大里の玉石垣で流人の積み上げてくれた美しい景観を眺めます。
その後、「むかしの富次朗」に寄って、3時のおやつ休憩となりました。
植物公園でキョンを観察し、ふれあい牧場まで登ってみるとそこはまたガスの中。牛もどっかへ行ってし待っていました。
南原千畳敷海岸で宇喜多秀家と豪姫の像に手を合わせて、夕日が沈む前に急いで夕日ヶ丘に移動します。
夕日は雲が多く、水平線に沈むところは見ることができませんでしたが、
八丈小島は一日の終わりに相応しい優しい顔を見せてくれました。
遠くからご来島頂いたお客様には感謝申し上げます。またいつか八丈富士に登りに来て頂けると嬉しいです。
ありがとうございました。