朝、天気予報で雨雲の動きを見ても特に雨が降る様子はありませんでした。
ところが、伊郷名から防衛道路を歩き始めて、人捨穴を過ぎた頃からポツリポツリと雨が降り始めました。
通り雨でしたが、体が冷えてしまうと良くないので、雨具を着ることにしました。
ロベ畑をご説明させて頂きながらも風が冷たく感じられました。
鳥たちの声が聴こえて、それほどかからずに通り雨は過ぎて行きました。
三原山登山道は、暫くは階段が続きます。途中の休憩地で万病に効くと昔から言われるセンブリを見つけました。
腹痛などにも効くそうで、千回振り出しても(煎じても)苦いという名の如く、妙薬口に苦しとはよく言ったものですね。
尾根道まで登ってくると青空の下に八丈富士や八丈小島を美しく眺めることができました。
赤い実を付けた植物があちこちに見られました。
アオノクマタケラン、アオキ、センリョウ、マンリョウ、その他、見分けが付かない赤い実もありました。
もう少しちゃんと見分けられるように勉強したいと思います。
9時に伊郷名から歩き出し、11時30分に三原山山頂に到着しました。青ヶ島方面の海が輝いていました!
林道を下って、水の無い小池とほんの少しだけ水があった大池を見学しました。
三原山の神々は、自然の中にいろいろいらっしゃいます。木玉様、天狗様、池の神様に手を合わせました。
唐滝への林道は、10月に整備したので、問題なく通過することができました。
唐滝は、現在ガイドが同行しないと行けないことに八丈町産業観光課の方で指定されています。
土砂災害があった場所がいまだに復旧しておらず、仮のロープを張った状態のままだからです。
町が委託する工事業者が山奥すぎて重機が入れずに復旧に時間がかかる予定です。
唐滝では虹が出てくれました!昨日から虹に恵まれているお客様です。日頃の行いが良い証ですね。
今日の硫黄沼は碧く輝いていました。
無事に下山すると民家の近くではスイセンが咲き始めていました。キダチアロエの花も青空に映えて見えました。
今日も一日楽しい山歩きでした。お客様に感謝です。ありがとうございました。