昨日までの悪天候とは打って変わって、穏やかな山日和になりました。
お客様の日頃の行いのお陰だと思われました。ありがとうございます。
伊郷名から防衛道路を歩き始めると、明日葉畑、人捨穴、ロベ畑など島人の歴史と営みが垣間見れます。
島の歴史や文化、戦争の話などお話しながら、ゆっくり登っていきます。
キバナシュクシャは実になり、明日葉のみが落ち、ハチジョウアザミは花が白くなり、ツワブキが咲き乱れます。
イズノシマダイモンジソウ、ハチジョウアキノキリンソウ、ウラジロ、センブリ、オオムラサキシキブを観察。
見晴らしの良い尾根道からは、八丈富士や八丈小島や煌めく海を望ことが出来ました。
額紫陽花やラセイタタマアジサイは、冬を迎えて寂しげな表情をしていました。
林道を下山していくとコソコソ話をする鳥たちの囀りが聞こえてきました。シチトウメジロでした。
ハチジョウ・・・、シチトウ・・・、イズノシマ・・・などの名前がつく固有種は、
本土のものより小さい傾向があります。
小池の脇にある龍のような形の古木には、さまざまな植物が共生して、まるで集団団地のようです。
大池の水位はある程度しっかりありました。これなら唐滝の滝の水量も問題ないでしょう。
足元ではジュウモンジシダが茂っていました。
さらに林道を下っていくと三原山の神々に会うことが出来ます。
木玉様、天狗様、池の神様に手を合わせました。
三原山には石神様や水の神様や滝の神様なども自然の中にいますが、天狗様がその神々の中心です。
唐滝への登山道は、少し笹が伸びてきていますが、通るのには問題はありませんでした。
唐滝では虹が出てくれました!見上げると青空も見えてとても幸せな気持ちになりました。
硫黄沼を観察して、無事に唐滝駐車場に下山することが出来ました。
iPhoneのヘルスケアを見ると歩数が23,592歩と記録が出ました。
穏やかな天候のもとで楽しい山歩きが出来ました。
お客様に感謝です。ありがとうございました。また八丈島へおじゃりやれ〜!