季節は水無月に入り、いよいよ梅雨入り直前の八丈島です。
晴花日の庭では、パッションフルーツの花が毎日咲き、受粉作業が忙しいです。
この時期に丁寧に受粉作業をすることで、夏に美味しいパッションフルーツが食べられます。
パッションフルーツは、果物時計草といいます。
花が時計のように見え、５つの雄蕊の上に３つの雌蕊があります。
昆虫が受粉してくれることもありますが、雄蕊が下を向いているため雌蕊に直接くっつく事ができません。
そのため人間が指で雄蕊を採って、直接雌蕊に擦り付けることで受粉を促します。
パッションフルーツ農家では、毎日数百個もの受粉作業を行なっています。本当に頭が下がりますね。
また花が咲く時間が9時以降に咲き始めることが多いです。
晴花日では、エコツアーの中で、パッションフルーツの受粉作業をしたり、収穫をしたりしています。
お客様も初めての経験で、喜んで頂く事が多いです。とても嬉しく思います。
パッションフルーツは、そのままスプーンで食べても美味しいですし、アイスクリームやヨーグルトに掛けて食べても美味しいです。
夏が楽しみですね。
一日一日夏が近づきます。皆様ご自愛下さい。
