天気予報では雨模様の一日でしたが、大雨にはならず、小雨が時折降る程度でした。
この日は、午後から「登龍峠・ポットーホール・裏見ヶ滝 苔の森散策コース」を開催しました。
登龍峠までクネクネ道を登っていくと天にも登る竜の気持ちになれます。幸せですね〜。
八丈富士や八丈小島だけでなく、坂下の街並みや海は、ガスに覆われて何も見えませんでした。
そんなガスの中でミズキの花が一生懸命に咲いていました。
雨上がりのポットホールは、シダ類や苔類の生き生きとした姿を見ることができました。
コウズシマクラマゴケやアリドオシ（一両）などを観察しながら、森を歩きます。
妖怪ヌエ（鵺）の鳴く声が沢筋に響き、アカコッコが地面から飛び立ちました。
ハチジョウギボウシの新芽が青々と成長していました。
妖艶なポットホールを散策して、森の妖精たちに会えた気持ちになれました。
ありがとうございました。
洞輪沢港で地下水の恵みに触れて、クレソンを観察。八丈島は水が豊かな島です。
ありがたいですね〜。感謝。
名古の展望では、第十六震洋特別攻撃隊の方々の想いを偲びました。
良い香りの柑橘類の花が咲いていました。
裏見ヶ滝では、ハマオモト、ヘゴ、ロベ、スダジイ、タブノキ、ミツバ、龍鱗などを観察しながら、
滝飛沫を浴びて、雫に光る苔類を観察することができました。
滝の神様や天狗様に感謝しました。ありがとうございました。
防衛道路で明日葉畑やロベ畑を観察。人捨穴の民話や島のたなば伝説についてご説明させて頂きました。
大坂の展望、玉石垣を巡って、流人文化に触れると、
午後半日でしたが八丈島の自然・歴史・文化・産業を感じることができたのではないでしょうか？
また八丈島へいらっしゃることがあれば、八丈富士や唐滝・硫黄沼などご案内させて頂ければ嬉しく思います。
お客様の優しさに癒されて、感謝感謝の午後となりました。ありがとうございました。
