天気は雨予報でしたが、少し小雨に降られた程度で済みました。
午前中は唐滝・硫黄沼コースを開催し、午後はポットホールコースを開催しました。
◉AM唐滝・硫黄沼コース
低い雨雲が山々に掛かり、いつ降ってくるか?と思いながら、硫黄沼へ。
まだ降り出しませんでした。
谷筋には、イイジマムシクイやウグイスなどのさえずりが聴こえていました。
ヒダリマキマイマイもあちこちに見られました。
八丈島ではそれほど珍しくは無いと思いますが、ネットではとても珍しいように記載されています。
硫黄沼も唐滝もガスに覆われて幻想的で幽玄な風情を醸し出していました。
天狗様やラカに感謝のオリを唱えてから下山を開始すると、二羽のモスケミソサザイ(幼鳥)が目の前に!
しかも中々逃げません!親が近くにいるのでしょうか?二羽とも「ママ〜!どこ?」と言っているようでした。
ガイドもこんな近くでモスケミソサザイ(幼鳥)に出会ったのは初めてでした。
下山中にパラパラと小雨が降り出しましたが、レインウェアを着るほどではありませんでした。
ホウチャクソウの花が咲いていました。季節ですね。
ご褒美のアイスを頂いてから、お客様のご希望でみはらしの湯で解散となりました。
ご参加頂きまして、ありがとうございました。
またいつか他のコースもご一緒できたら嬉しく思います。最終便が飛んでホッとしました。
◉PMポットホールコース
雨雲は低く垂れ込めたままでした。いつ降り出してもおかしくはありません。
登龍峠まで登ってくると八丈小島も八丈富士も全く見えませんでした。底土港の近くだけが僅かに望めました。
ポットホールまで来てもまだ降り出しませんでした。
雨に濡れたシダ類や苔類を観察するのも楽しいものですね。
沢筋ではイイジマムシクイやモスケミソサザイの歌声が響いていました。
コウズシマクラマゴケ、ミゾシダ、アリドオシ、マメヅタ、シマテンナンショウ、ハチジョウシダなどを観察。
裏見ヶ滝ではマイナスイオンを沢山吸って目を閉じ、オリを唱えさえて頂きました。
森の神々やラカに守られて、身も心も清められた森歩きとなりました。
ご参加頂きましたお客様には心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
また八丈島へおじゃりやれ〜!