◉三原山縦走コース開催

天気予報は曇り後晴れ。観天望気では山にガスが掛かったり、ガスが抜けたりしていました。
この日は島民のお客様と島外のお客様からご予約を頂き、三原山縦走コースを開催しました。

スーパーあさぬまが9時に開店するまで、南原千畳岩海岸に寄ることにしました。
台風2号(MAWAR:マーワー)の影響で、島の西側にはウネリが入ってきていました。
この台風は今後八丈島の方向に進んでくることが予想されています。この時期にしては珍しく、心配です。

三原山登山道入口の上の駐車場で準備体操をしてからスタート。
ホウチャクソウの花は落ちていました。足元にはエゴノキの花が落ちていました。
シマテンナンショウやハチジョウテンナンショウの花も終わり、実が成ってきています。
鶯やイイジマムシクイ、シジュウカラやアカコッコ、ホトトギスの声が森に響いていました。

センブリは日本三大民間薬に数えられ、昔から万病に効くと言われています。
苦み成分が胃腸や皮膚を刺激し、苦味健胃や整腸薬として消化器疾患に使われてきたほか、
育毛剤などにも用いられてきたそうです。

シシガシラやウラジロ、ミヤマシキミ(億両)やハチジョウチドリ、ニワゼキショウなどを観察しました。
ニワゼキショウは風に揺れるととても可愛いです。ガイドも好きな風情です。

11時23分に三原山頂に到着。
ガスが多く、時折青空が見えたり、海を望めたりしました。

三原林道をのんびり下って行き、小池さんと大池さんの様子を見に行ってみました。
小池さんは潤いを無くして、一年延期したオリンピックと3年続いたコロナ禍で疲れてしまったのでしょう。
大池さんも池の水が少なくなってきていました。

ニオイウツギ、ハチジョウキブシ、サクランボ、キツネノボタン、アリドオシ(一両)、タブノキ、アカバナルリハコベ、ヒメツルソバ、ハチジョウクサイチゴやカジイチゴなどのアビ類、ヤブニッケイ、オオバヤシャブシなどを観察することが出来ました。

唐滝ではマイナスイオンが降り注いでいました。ここで仰ぎ見る空が好きです。
硫黄沼は深緑色の湖面に落ち葉がたくさん浮いていました。
森に木漏れ日が差し、鳥たちの声が楽しそうでした。

唐滝駐車場まで下ってくると青ドラセナ(コルディリネ・ストリクタ)の花が終わりを迎えていました。
テイカカズラは、藤原定家が式子内親王に恋焦がれて、お墓にまで巻きついて名付けられたそうです。

無事に下山して、むかしの富次朗で恒例のご褒美アイスタイム。この時間が幸せですね〜。
ふれあいの湯が再開しました!お客様は汗を流されて、とても良かったです。

今日は三原山縦走コースにご参加いただきまして、ありがとうございました。
お客様の優しさに触れてとても楽しい山歩きが出来ました。ありがとうございました。
明日は天気が崩れてきそうです。気圧が変わりますので、体調に気を付けてお過ごし下さい。
今度は八丈富士をご一緒できたら、嬉しく思います。感謝感謝の一日でした。ありがとうございました。

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